ファッションヘルスは、店舗型風俗ジャンルのひとつです。店舗を「箱」として「箱ヘル」と呼ばれることもあります。
「ヘルス」という用語が入る風俗ジャンルではデリバリーヘルスやホテルヘルスなどが知られています。デリバリーヘルスやホテルヘルスは、ラブホテルやレンタルルームへ嬢を派遣してプレイを楽しみますが、ファッションヘルスは店舗内でプレイを楽しむ点が最も大きな違いです。
風俗といえばデリバリーヘルスしか利用したことがないという人や、風俗未経験の人にとっては、「ファッションヘルスってどんなサービスが受けられるの?デリバリーヘルスとは何が違うの?」と疑問に感じている人も多いでしょう。
この記事では、「ファッションヘルスがどんなサービスなのか知りたい」という人に向けて、詳しく解説していきます。特徴や仕組み、遊び方の流れ、料金なども紹介するので、是非チェックしてください。
ファッションヘルスとは?特徴と仕組み!
ファッションヘルスは、1970年代からあると言われる風俗ジャンルのひとつです。
ファッションヘルス最大の特徴は、実店舗を備えており、店舗の個室内でプレイを行うことです。
この点はソープランドと似ている部分があります。しかし、ソープランドとは異なりヘルスサービスであるため、本番行為はなく、あくまでデリバリーヘルスなどと同じサービス内容となります。
ファッションヘルスは、数ある風俗ジャンルの中でも広い意味を指し、場合によっては回春エステやマットヘルス、イメクラなどをファッションヘルスのひとつとする考え方もあります。
他の風俗ジャンルと同じく、ファッションヘルスは店舗ごとに決まったコンセプトを持って運営していることが多く、たとえば先に例を挙げた回春エステのように、アロママッサージをメインのサービスとする店や、人妻・熟女系の嬢が多数在籍している店、マットとローションを使ったサービスが特徴の店など、店ごとに違った楽しみ方ができます。
中には、マニアックな願望にマッチしたオプションを用意しているファッションヘルスもあります。
ファッションヘルスの遊び方の流れ!
ここでは、ファッションヘルスでの遊び方の詳しい流れを紹介します。こちらを確認することで、初心者でもスムーズに遊ぶことができます。「初めてファッションヘルスを利用する」という人は是非チェックしてください。
お店を選ぶ
ファッションヘルスは、実店舗を備えている風俗です。そのため利用するにはまずお店を選ぶ必要があります。
ファッションヘルスは店ごとに様々な特徴があり、店ごとにサービス内容、オプションの充実度、在籍している嬢の傾向などに違いがあります。受けたいサービスやプレイしたい嬢に合わせて店を選ぶとよいでしょう。
また、ファッションヘルスはデリバリーヘルスやホテルヘルスとは異なり、訪れた店でそのままプレイとなります。そのため、アクセスも考えて店を選ぶ必要があります。
予約・受付をする
ファッションヘルスは予約なし・飛び込みでも利用できますが、店舗の部屋数などの関係上、待ち時間が発生することもあります。そのため、事前に予約をして利用するのがおすすめです。
ホームページがあり、ネットから予約ができる場合はネットから予約するのも良いでしょう。ネットからの予約ができない場合も、電話での予約ができます。
予約をする場合は、コース・嬢の指名の有無・オプションの有無を伝えます。
コースと嬢を選ぶ
コースの時間は店により異なりますが、40分、60分、80分など細かく刻んだコース内容があることも多く、利用したい時間に合わせてコースを選びます。嬢の指名については、他の風俗店と同じく行うことができます。
ファッションヘルスではネットからの指名と、飛び込みで店に入ってパネル写真からの指名との2つの指名方法があります。
一度遊んだ嬢と再度遊ぶために指名する場合は「本指名」となる点も他の風俗店と同じです。
また、指名をしない「フリー」で受付することもできますが、フリーの場合には予定が空いている嬢を紹介されます。
好みの嬢と遊びたい場合には、好みのタイプを受付でスタッフに伝えると、スタッフが嬢をおすすめしてくれる場合があるので、嬢の見た目にこだわりたい場合には指名を利用するのがおすすめです。
オプションを選ぶ
オプションについても他の風俗店と大きな違いはありません。ただし、ファッションヘルスは店舗を使ってサービスをするため、店舗に備えてある設備・道具を使った豊富なオプションを利用できる店もあります。
たとえば大量のローションを使ったプレイや、マットを使ったプレイ、コスプレ、服を着たままのプレイなど、ファッションヘルスだからこそできるオプションもあります。
満足度の高いプレイを楽しみたい場合は、オプションを付けてみましょう。
支払いをする
嬢とコース、オプションを決めると、次は支払いを済ませます。多くの風俗店がそうであるように、ファッションヘルスも先払いが原則です。
受付で決めたコース・指名・オプションの内容に沿って料金が伝えられるため、その場でスタッフに支払いを済ませます。
かつては風俗店での支払いは現金のみという店が多数でしたが、現代ではクレジットカードでの支払いや、店によってはクレジットカードの分割決済などに対応している場合もあるため、希望の支払い方法がある場合はスタッフに尋ねてみましょう。
待合室で待機
支払いが終わると、待合室に通されます。待合室では他の客と一緒の空間になります。ここで他の客と雑談したりするのはあまり好まれず、お互い干渉しないのが暗黙のルールとされています。
時間を持て余した場合は、自分のスマホを見たり、待合室に設置されている漫画・雑誌などを読んで思い思いに過ごして構いません。
なお、多くのファッションヘルス店では待合室に爪切りを設置しています。客の爪が伸びていることで嬢が痛がったり怪我をしてしまう可能性があるためです。
楽しいプレイをするためにも、待合室での待機時間を使って爪はできるだけ短く、切り口も滑らかになるように整えておきましょう。
個室へ移動しプレイ開始~終了
自分の番になると、スタッフが待合室へ呼びに来ます。部屋へ移動してまずはシャワータイムとなります。
なお、ラブホテルなどでは必ず一部屋ごとにシャワールームがあるものですが、ファッションヘルスでは必ずしも部屋ごとにシャワールームがあるわけではありません。共同のシャワールームとなる場合があることは知っておくとよいでしょう。
シャワータイムでは、身体を洗うほか、イソジンでのうがい、歯磨きなどのケアが必要です。
少し面倒に感じる人もいるかもしれませんが、お互いに安全にプレイするために必要な工程なので、しっかりと洗浄するようにしましょう。
シャワータイムが終わったらプレイ開始となります。嬢とのプレイをコース時間内で楽しみましょう。なお、オプションを付けている場合は、オプションのプレイも使ってプレイを盛り上げましょう。
なお、ファッションヘルスに限らず風俗全般に言えることですが、嬢が嫌がるようなプレイや強引なプレイは、プレイの中断や店とのトラブルになる可能性が高いので、無理のないプレイを心がけましょう。
特に本番行為はファッションヘルスでは不可なので、本番を強要したりするとスタッフを呼ばれ、大きなトラブルとなる可能性があります。
また、店ごとや嬢ごとに「NG」としているプレイがあります。特に多いNGはアナルへの指入れや、フェラチオ後の「ごっくん」などが挙げられます。嬢を選ぶ際にNGも合わせて確認しておくと、あとからがっかりするようなことが少なく済むでしょう。
コース時間の終了が近くなると、アラームが鳴って嬢から教えられます。なお、場合によってはプレイが盛り上がって、コース時間前にプレイが終わってしまう場合もあります。
時間が余ったら、コース時間まで嬢とトークを楽しんでもよいですし、元気があるなら2回戦を頼んでみるのもよいでしょう。もし延長をする場合は、その時点で延長を伝えましょう。
プレイが終了すると、再度シャワータイムを経てプレイ終了となります。
ファッションヘルスの有名エリア!
ファッションヘルスは全国に存在していますが、現在ではデリバリーヘルスなどのように、プレイ場所を提供する店舗を持たずに営業する業態へ変更している場合が多く、ファッションヘルスの店舗は減少傾向にあります。
東京ではかつて新宿(歌舞伎町)、池袋、道玄坂などが「3大ヘルス街」などと呼ばれていましたが、現在はやはりデリバリーヘルスやホテルヘルスへ転換しているところがほとんどです。
一方、神奈川県横浜市曙町は東日本最大のヘルス街として有名です。また、愛知県名古屋市の名駅・大門・栄エリアは有名です。
また、九州では福岡県福岡市中洲などがファッションヘルスの有名エリアです。
ファッションヘルスの料金!
ファッションヘルスの料金はエリア・相場によって大きく変わります。下記は東京都のファッションヘルスで60~90分あたりの料金相場です。
ランク | 料金相場 |
激安店 | 8000~1万円 |
大衆店 | 1~3万円 |
高級店 | 3~4万円以上 |
ファッションヘルスは激安店から高級店までの料金の振れ幅が大きい業態です。デリバリーヘルスなどでかかる「交通費」は必要ありませんが、やはり店舗の設備の充実具合などにより、料金が高く設定されている場合もあります。
ジャンル | 特徴 | 利用時間 | 料金相場 |
ファッションヘルス | 店舗でのサービス | 45~90分 | 1~3万円 |
ソープランド | 本番ができる | 60~120分 | 3~5万円 |
ピンサロ | 短時間でフェラ | 30~60分 | 4,000~8,000円 |
オナクラ | 短時間でオナニー | 20~40分 | 3,000~7,000円 |
ホテルヘルス | 店舗受付でホテルへ | 60~90分 | 2~3万円 |
おおよそ上記の金額が料金相場となっています。
また、店によってはプレイ料金の他に入会金などの料金が別途請求される場合もあります。標準的な設備・サービスのファッションヘルスでは、おおむね1~3万円程度の料金帯で遊べるのが相場です。
ファッションヘルスの料金がデリバリーヘルスやホテルヘルスより高くなることもありますが、デリバリーヘルスやホテルヘルスではプレイ料金の他にホテル代がかかることも見逃さないほうがよいでしょう。
利用するホテルによって料金が変わることもあるため、ファッションヘルスは「場所代」込みの料金と考えると理解しやすいでしょう。
ファッションヘルスの選び方!
ファッションヘルスの店選びでは、まず店ごとの特色やコンセプトから選ぶのが選びやすいといえます。
好きなタイプの嬢が集まりそうなコンセプトの店であれば、好みに合う嬢が見つかる可能性が高くなります。
プレイ途中で嬢が入れ替わる可能性があるピンサロなどと異なり、ファッションヘルスではプレイ時間を一人の嬢と一緒に過ごすため、好みに合う嬢が在籍している店であるかどうかは重要です。
またファッションヘルスでは、ネット・電話だけでなく店舗でも嬢の写真を見たり、スタッフに相談して嬢を決めたりできる強みがあります。じっくりと嬢を選んで楽しめることはファッションヘルス選びを楽しくしてくれるでしょう。
なお近年では、風俗で働く嬢や店舗自身がSNSアカウントを運用して情報発信に役立てていることがあります。
嬢のSNSアカウントでは出勤情報などを見ることができますし、店舗のSNSアカウントでは新人の情報などをチェックできる可能性があります。
SNSをよく使っている人は、店舗や在籍嬢のSNSアカウントを覗いてみると、ファッションヘルスの店選びに役立つでしょう。
ファッションヘルスのメリット!
ファッションヘルス最大のメリットは、店ごとのコンセプトに応じた嬢やプレイを楽しめること、そして店舗でのプレイならではのオプションを楽しめることです。
たとえばローションプレイなどはデリバリーヘルスやホテルヘルスでも楽しめますが、マットプレイなどはマットを備えていないラブホテルを利用した場合はできないプレイとなります。
また、「服を着たままプレイ」などは、ファッションヘルスならではの楽しみ方ともいえます。
コスプレでのプレイなどはデリバリーヘルスなどでもオプションで提供している場合がありますが、服を着たままローションプレイなどをすると服が汚れてしまうことから、デリバリーヘルスなどでは採用しにくいプレイとなります。
ファッションヘルスでは、プレイ後に嬢が外を移動する必要がないため、服が汚れたりしても問題がなく、オプションとして採用できるのです。
このように、ファッションヘルスは嬢・店のコンセプトだけではなく、「店ならではの楽しみ方」ができることがメリットなのです。
ファッションヘルスのデメリット!
ファッションヘルス最大のデメリットは、やはり「待ち時間」でしょう。
これは、ファッションヘルスが店舗型の風俗であることから避けられないデメリットです。風俗店はもともとあまり広い店舗でない場合が多く、ひとつの店舗でプレイできる個室の数には限りがあります。そのため、時間帯や曜日など、利用する客が多いタイミングでは、待合室で数十分待たなければならないことがあります。
また、待合室では他の男性客と同じ空間で待つことになり、これはデリバリーヘルスなどでは発生しない問題です。この「気まずさ」がファッションヘルスのデメリットだと感じる人もいるでしょう。
ファッションヘルスの性病対策!
ファッションヘルスは、デリバリーヘルスやホテルヘルスなどのヘルスサービスと同様に本番行為はありません。
しかし、口や手を使ってのプレイが行われるほか、ヘルスでは定番の「素股」など、粘膜が接触するプレイがあります。
粘膜の接触は性病感染の代表的なルートであり、プレイによって性病が感染しないように店も嬢も気をつけている場合がほとんどです。
まず、口内の菌の予防にはイソジンが店に常備されていることが多く、嬢も客もイソジンを使ってうがいします。
嬢によっては、イソジンだけでなくリステリンなど殺菌効果の高いうがい薬を常備している場合もあります。
また、特に不衛生な環境にいる女性に多いのが、陰部周辺のケジラミ・疥癬などの感染症です。厳密には性病というよりは寄生虫感染症ですが、これらもプレイ前の入念な洗浄などによって対策されています。
性病が心配な場合に最も安全性が高いのはコンドームの着用です。
ヘルスサービスではコンドームの着用は必須でない場合がほとんどですが、希望すればコンドームを用意してもらえる店舗もあります。
また、客自身がコンドームを持って店を訪れることもあまり一般的ではありませんが可能な場合が多いです。
ただし、店により対応が異なる場合があるため、不安な場合はスタッフに相談してみましょう。
ファッションヘルスの良い口コミ!
普段はデリヘルを使っているけど、箱ヘルはホテル料金を考えなくていいからかえってお得かも。パネルでしっかり写真も見れるから、ネットの写真より個人的には信用できる。
ヘルス系はオプションが魅力なので、オプションをいろいろつけることを考えたらデリヘルとかより箱ヘルのほうが絶対楽しめる。店を変えると女の子の雰囲気もがらっと変わるから、それも楽しみにしてる。
ファッションヘルスの悪い口コミ!
激安の箱ヘルを利用したら、店内の清掃がまったくできていなくて不快。嬢がやたら股をかゆそうにしてるのもすごい不安だった。病気になりそうだったから、服着たままで手で抜いてもらってすぐ退店したわ。
ソープよりは安いと思って利用したけど、プレイ中の一番いいところでコース時間が切れて延長、結局高くついてしまった。最初から長時間のコースにしておけばよかったと後悔。
ファッションヘルスのよくある質問!
もちろん楽しめます。ホームページの情報などを見て事前に決めなければならないデリバリーヘルスと違って受付のスタッフもいるので、わからないことを聞きながら決めてみるのもよいでしょう。
基本的にはありませんが、若く見える場合は年齢確認をされることもあります。
待合室で他に順番を待っている客がいたら、同じ場所で時間を潰すことになります。ただし、基本的に見知らぬ客同士で会話するのはマナー違反とされるので、他の客のことを考えず自分のプレイのことを考えて待ちましょう。
ほろ酔い程度なら問題ありませんが、泥酔していると利用を断られることがあります。ファッションヘルスでは受付のスタッフがいるため、受付段階でNGとなる可能性があります。
基本的には店外で会うことは禁止している店舗がほとんどです。ただし、ごく一部の店舗では、いわゆる「同伴出勤」などの制度を用意していることもあります。
コスプレ、アナル舐め、淫語、放尿など一定のマニアックな需要を満たすオプションを用意しているファッションヘルスもあります。
お菓子や飲み物などのプレゼントは喜ばれます。ただし店によっては持ち込めないプレゼント・差し入れがある場合もあるので、不安な場合はスタッフにルールを尋ねてみましょう。
連絡先の交換を禁止しているお店でなければ、嬢がOKすればできます。
なお最近では嬢が「お店用SNSアカウント」を作っている場合もあり、SNSアカウントの交換であれば比較的OKしてもらいやすい場合があります。
ファッションヘルスでは、たとえ来店前に自主的にお風呂に入っていても、嬢といっしょにシャワーを浴びることを求められることが普通です。一緒にシャワーを浴びながら会話をしたり、触れ合ったりすることでプレイを盛り上げる効果もあるので、求められたら頑固に拒否せず、一緒にシャワーを浴びましょう。
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また、口コミ投稿で入会金無料などのキャンペーンを実施している場合もあります。オプション料金が高額となる場合、基本プレイに利用したいオプションが含まれている店を探すのも良い手段です。