ハプニングバーは、「ハプバー」とも呼ばれるバーです。ハプニングバーは厳密には風俗店というよりは「バー」のジャンルになりますが、店内で起こるハプニング(性的行為)を期待する店ということで、風俗店と同様に愛好者の多いジャンルです。
しかし、ハプニングバーを利用したことがあるという人は必ずしも多くありません。
ハプニングバーを利用したことがない人にとっては「ハプニングバーって何ができる場所なの?」「どんなハプニングがあるの?」と、疑問に感じている人も多いでしょう。
この記事では、「ハプニングバーがどんな風俗なのか知りたい」という人に向けて、詳しく解説していきます。特徴や仕組み、遊び方の流れ、料金なども紹介するので、是非チェックしてください。
ハプニングバーとは?特徴と仕組み!
ハプニングバーとは、一般的な「バー」のような飲食店でありながら店内で起こる様々な突発的なハプニングを期待して訪れる店です。
ハプニングバーは様々な性的指向・性癖を持った人が訪れるバーであり、必ずしもカップルや夫婦などで訪れる場所ではありません。
複数人での性的行為や、緊縛プレイ、他人の性的行為を見る、自分の性的行為を見せる、LGBT同士の性的行為など、起こるハプニングの種類は様々ですが、やはり性的行為に関連したハプニングが起こる場所であるといえます。
このような業態であることから、ハプニングバーは店舗型のサービスです。
また、ハプニングバーでは基本的に女性側に主導権があると考えておくと安全です。
風俗店を訪れるときのように、「お金を払っているのだから」という意識で訪れると、求めているプレイとは違って楽しめないでしょう。
ハプニングバーの遊び方の流れ!
ここでは、ハプニングバーでの遊び方の詳しい流れを紹介します。こちらを確認することで、初心者でもスムーズに遊ぶことができます。「初めてハプニングバーを利用する」という人は是非チェックしてください。
お店を選ぶ
まず、ハプニングバーは「店舗型」です。そのため、お店選びが最初のステップとなります。
ハプニングバーは必ずしも他の風俗店のように店舗数が多くありませんが、ハプニングバーの店舗が集中しているエリアもあります。また、一部店舗ではホームページなどを設けている場合もあります。
ハプニングバーのホームページでは、風俗店のように「何ができるか」は書いていません。
あくまでハプニングバー店内で起こることは「ハプニング」であり、風俗嬢と客という関係ではなく、客と客とのコミュニケーションの中でハプニングが起こるという立場です。
そのため、ホームページを見ても、何が起こるのかはわかりません。ただし、店内の雰囲気や料金システムなどを知ることができます。
訪れる前に店舗の雰囲気を確認したいという場合には、ホームページを参照してみるのもよいでしょう。
来店・受付をする
ハプニングバーに来店すると、まず受付をします。多くの場合、来店した際に、店舗の規約確認や署名、身分証明書の提示を求められるのが一般的です。
また、多くのハプニングバーでは「入会金」を徴収し、会員証を発行しています。
初めての来店では、入会に際しての手続きが行われますが、2回目以降の来店では、会員証を提示するだけで入店できる場合もあります。
なお、ハプニングバーは「何をしても良い場所」ではありませんし、「来店したら必ず性的行為ができる場所」でもありません。
客同士で不同意であるにもかかわらず性的行為を強要したりすれば、店外と同じく強制わいせつや不同意性交などの罪、暴力行為などがあれば暴行罪に問われる危険性があります。
スタッフから伝えられるルールとマナーを守り、またハプニングバーという場の特性を理解して楽しむ姿勢が重要です。
なお、料金の支払い方法については店によりますが、多くの場合受付で入店時に「入場料」と「入会金」を支払います。
店内でのドリンクは、フリードリンクのメニューと有料ドリンクがあり、有料ドリンクについては後から精算する場合もあります。
席へ移動する
ハプニングバーでは、単独・複数のいずれかで来店できます。
単独で来店した場合は、まず「カウンター席」へ案内されます。
お酒やソフトドリンクはバーと同じように注文できるので、カウンター席で飲み物を楽しみながら、店内でどのようなことが起こっているかを見て楽しむのがよいでしょう。
また、ハプニングバーには積極的に関係を持つことを楽しみに来店している女性もいます。
うまくコミュニケーションができれば、ソファ席など、よりプライベートな空間へ移動することもあるでしょう。
また、複数で来店した場合は、カウンターかソファのどちらに座ってもOKです。
カップルなどで来店した場合には、二人で一緒に他の人の行為を眺めるのもよいですし、ただ雰囲気を楽しむのもよいでしょう。
さらに積極的に楽しみたい場合は、二人だけで、あるいは他の客も混ざってハプニングを楽しむのも、ハプニングバーの楽しみ方のひとつです。
プライベートな席への移動・ハプニングを楽しむ
多くの場合、ハプニングバーではカウンターをオープンな席、ソファをややプライベートな席と位置づけています。
中には、周囲からやや見えづらい席や個室、プレイルームなどが配置されていることもあります。
様々なハプニングが起こり得るハプニングバーの中で、自由に席を移動したり、店内で他の客と話す、他の客といっしょにハプニングを楽しむなどして、ハプニングバーの雰囲気を心ゆくまで楽しみましょう。
忘れてはならないのが、ハプニングバーはあくまで「ハプニングを楽しむバー」であって、風俗店ではないということです。
黙って座っていれば風俗嬢がプレイをしてくれるわけではありませんし、ハプニングが絶対に起こるわけでもありません。
積極的にコミュニケーションを取りにいき、ハプニングバーの場を楽しむ姿勢がなければ、ただ他の客を眺めて終わることになるでしょう。
もちろん、無理にハプニングに参加する必要はなく、雰囲気を楽しみたいという客もいます。
なお、店によっては衣装の貸出などをしている場合もあります。
男性用にはバスローブや甚平などリラックスできる衣装、女性にはランジェリーやコスプレ衣装などを揃えている場合もあります。
どのようなサービスがあるかは店により大きく異なりますので、気になるポイントがあれば事前に問い合わせてみるとよいでしょう。
ハプニング終了、退店する
一通りハプニングを楽しみ、満足したら退店します。
もちろん、もっと楽しみたい場合はそのまま店内に残ってもOKです。
風俗店とは異なり、ハプニングバーは「時間制」の料金ではなく、「入場料」という形で料金がかかります。
そのため、一度入場料を支払ったら、あとは店の営業時間が許す限り好きなだけ楽しめます。
ハプニングを楽しむだけでなく、その後に相手といろいろな話をしたり、さらに別の客も加えてハプニングが発生したりと、自然といろいろなハプニングが起こることを期待できるのがハプニングバーです。
退店時に、精算の必要があれば支払いを済ませ、退店しましょう。
ハプニングバーの有名エリア!
ハプニングバーは繁華街で営業している店舗が多い傾向にあります。
ただし、ハプニングバーの店舗数はやはり風俗店と比べると少なく、繁華街でありながらハプニングバーがないというエリアもあります。
東京では、新宿、渋谷、上野エリアが老舗のハプニングバーを擁する地域であり、性癖ごとに特化したハプニングバーなどもあります。
少数ながら、北海道の有名歓楽街「すすきの」にもハプニングバーがあります。
また、同じく少数ながら大阪にも、難波エリアにハプニングバーがあります。
ハプニングバーの料金!
ハプニングバーの料金は相場によって大きく変わります。下記は東京都のハプニングバーでの入場料の料金相場です。
ランク | 料金相場 |
激安店 | 1~1.2万円 |
大衆店 | 1.2~2万円 |
高級店 | 2~3万円以上 |
ハプニングバーは最低価格がやや高めで、空間・雰囲気づくりも含めた料金であると考えると妥当な料金であるといえます。
また、風俗店とは異なり時間制ではなく「入場料」という形式であることも特徴的です。
ジャンル | 特徴 | 利用時間 | 料金相場 |
ハプニングバー | 店舗でハプニング | 60~120分(自由) | 1.2~2万円 |
メンズエステ | 店舗でマッサージ | 60~90分 | 1.1~2万円 |
おっパブ | 店舗でおっぱい | 40~60分 | 7,000~9,000円 |
イメクラ | 店舗でイメージプレイ | 40~60分 | 1.5~3万円 |
ファッションヘルス | 店舗でのサービス | 45~90分 | 1~3万円 |
おおよそ上記の金額が料金相場となっています。
ハプニングバーは入会金と入場料が主な料金であり、フリードリンクで楽しむ場合には、追加料金がかからない場合も多くあります。
一般的なバーでの飲食と比べても格段に高額というわけではありませんが、それでも高級店となるとそれなりの入場料がかかることには注意が必要です。
ハプニングバーの選び方!
ハプニングバーは、風俗とも、キャバクラやガールズバーなどとも異なる業態です。
接客してもらうのはあくまでドリンクだけであり、あとは店内で偶発的に起こる「ハプニング」を楽しむというスタイルです。
ハプニングバーは店に嬢が在籍しているわけではないため、事前に嬢の情報を調べて店を選ぶこともできません。
しかし裏を返せば、客同士の出会いであることから、店を変えればまったく違う出会いがあり得るということでもあります。
さらに、訪れる時間帯や曜日を変えることで、普段は出会わない人々とも出会えるという楽しみがあります。
ハプニングバーの店選びにおいては、アクセスのしやすさや料金、そして店内の雰囲気などが最大のポイントとなるでしょう。
また、フリードリンクの有無、種類、衣装などの貸出サービス、個室やプレイルームなどの充実具合なども選ぶポイントとなります。
ハプニングバーのメリット!
ハプニングバーのメリットは、「何が起こるかわからない」という非日常感・ドキドキ感を楽しめる点です。
風俗は「抜き」を楽しむ場であり、風俗嬢とは偶然に性的行為になるわけではなく、「プレイ」という決まり事をしてもらうことになります。
しかしハプニングバーでは、性的な関心はあるものの、まだ自分とコミュニケーションをしたことがなく、ハプニングに至るかどうかわからない相手との出会いがあります。
そのため、あたかも普通の恋愛のように、ハプニングバーで偶然の出会いをし、偶然の性的行為に及ぶというスリリングな体験が楽しめるのです。
お金を払って満足を買う、という風俗の形態に飽きや物足りなさを感じている人にとっては、これまでにない種類の体験ができる場となるでしょう。
ハプニングバーのデメリット!
ハプニングバーのデメリットは、「サービスの提供がなく、自らハプニングを求めに行く」という点です。
先にも解説したように、ハプニングバーで起こるハプニングは、お金を払って実行されるサービスやプレイではなく、あくまで客同士のコミュニケーションの結果、偶然に発生するものです。
そのため、ただ店内に入って座っているだけでは、ハプニングは起きようもありません。
単純に性的な満足をしたいという人には不向きですし、自ら知らない人とコミュニケーションを楽しもうという積極性がない人にとっても、ハプニングバーは不向きです。
恥ずかしいという気持ちが先行して、見知らぬ人と性に関する話がしづらいという人も、なかなか満足のいく体験は得にくい可能性があるでしょう。
ハプニングバーの性病対策!
ハプニングバーで偶然にハプニングが発生した場合、当然のことながら性病の感染リスクがあります。
まして、相手は見知らぬ人であり、性病を持っているかどうかはわかりません。
そのため、ハプニングが生じる場合に備えて、コンドームを持参するようにしましょう。
なお、店によっては店内でハプニングが生じた場合に、スタッフが双方の合意を確認し、コンドームの着用を促す場合もあります。
店側がコンドームを用意している場合もありますが、基本的には持参するのがマナーであるといえます。
また、タオルやソファなどの店内設備も定期的に清掃されるのが普通ですが、裸に近い格好でこれらの設備に触れた場合に、性病に感染するリスクがないわけではありません。
除菌用のウェットティッシュ・消毒用ハンドジェルを活用したり、消毒作用のあるうがい薬を持参するなど、自分の性病対策は自分で行うという姿勢が重要です。
ハプニングバーの良い口コミ!
この間初めてハプニングバーに行ったけどめちゃ楽しかった。普段はみんな全然セックスなんて興味ないです、みたいな顔していて、実際にはめちゃめちゃ関心あるんだってわかったし、自分を開放したいと思ってる女の子もけっこういることがわかってなんか新鮮だった。
風俗よりハプバーにハマったかも。風俗は嬢が仕事のためにやってるから、結局高いオプション付けなかったり指名しなかったりするとあからさまに態度悪いんだよな。ハプバーは仕事じゃなくて、みんな自分の欲求を満たしたくて来てるから、お互い心から楽しめてる感じがしていい。
ハプニングバーの悪い口コミ!
ハプバー行ってみたけど、結局コミュ障の自分はただひたすら2時間飲み物飲んで終わったよ。気を使ってくれたのか話しかけてくれた人もいたけど、ハプニングには至らず…。プレイルームとかソファの人たちは楽しそうで、なんかすごい惨めな気分になった。
自分の行った日はまじで女性が少なくて、店内男性ばっかだった。当然ハプニングなんてそうそう起こるはずもなく。運良く数少ない女性とハプニングに至った人は羨ましいけど、あんな退屈な時間を過ごすならもう行かなくていいや。
ハプニングバーのよくある質問!
ハプニングバーは風俗ではないので、決められたプレイやオプションなどはありません。出会った人とお互いの性癖が満足するようなハプニングを楽しんでください。
多くのハプニングバーでは、入会時に身分証明書の提示やコピーを求められます。
お店でもお酒が出ますが、ほどほどにしましょう。
ハプニングバーに訪れる女性は、風俗嬢ではなくハプニングバーの客です。仲良くなれば連絡先交換などの可能性がないわけではありません。
ほとんどのハプニングバーは、スマートフォンは店内で使用不可です。なお、スマホで隠し撮りなどをすると盗撮としてトラブルになるため、絶対に行わないようにしましょう。
どこのハプニングバーでも、基本的には男性のほうが数が多いでしょう。ただし、エリアや時間帯によっては女性客が多い場合もあります。
ハプニングバーは風俗店とは異なり、客同士の合意によってハプニングが生じます。出会った女性に無理やりプレイを強要したりすると、犯罪となる恐れがあるので避けましょう。ハプニング目的ではなく雰囲気だけ楽しみたいという女性もいます。
一部の店舗では、「昼の部」を営業しているハプニングバーもあります。店によるため、気になった場合は店のホームページなどを確認しましょう。
ハプニングバーの多くは、看板なども出さず、雑居ビルの一角などで密かに運営されています。また、店外からはハプニングバーであることがわからないようにしていることもあります。
Googleマップなどのアプリでも店の場所を特定できないことがあるので、行ってみたい場合は店に直接問い合わせてみるのもよいでしょう。