ラブホテルは、「ラブホ」との呼び方で使われる滞在施設です。ラブホテルそのものは風俗ではなく、休憩・滞在することを目的とした施設です。
ただし、風俗嬢とのプレイの場として、または恋人などとのセックスの場としてラブホテルは利用されます。
しかし、ラブホテルを利用したことがない人にとっては「ラブホテルってどんな場所なの?」「ラブホテルを利用するときにはどのように利用するの?」と、疑問に感じている人も多いでしょう。
この記事では、「ラブホテルがどんな場所なのか知りたい」という人に向けて、詳しく解説していきます。特徴や仕組み、遊び方の流れ、料金なども紹介するので、是非チェックしてください。
ラブホテルとは?特徴と仕組み!
ラブホテルとは、休憩・滞在ができる設備を持ったカップルなどを対象としたホテルです。
海外では「モーテル」などと呼ばれることもあり、日本でもモーテルの呼び方のほうが親しみがあるという年配の人もいます。
基本的には「ホテル」と同じく宿泊もできますが、ビジネスホテルなどとは異なり、カップルなど複数人での利用が中心であるほか、宿泊よりも短時間の「休憩・滞在」を目的としています。
ラブホテルの室内はほとんどがカップルなど2人での利用を想定しているため、部屋にはダブルベッドが設置されています。
また、入浴もでき、2人一緒に入浴ができるよう、浴室・バスタブも広いものが採用されています。
なおラブホテルには様々な別名があり、「カップルズホテル」「レジャーホテル」「アミューズメントホテル」などの看板を掲げて営業している場合もあります。
いろいろな呼び方がありますが、基本的にはラブホテルのことを指していると考えてよいでしょう。
ラブホテルの利用の流れ!
ここでは、ラブホテルの利用の詳しい流れを紹介します。こちらを確認することで、初心者でもスムーズに利用することができます。「初めてラブホテルを利用する」という人は是非チェックしてください。
ホテルを選ぶ
ラブホテルを利用するには、まず利用するラブホテルを選ぶのが最初のステップです。
ラブホテルは風俗店ほど厳しい設置の制限はなく、住宅街の一角や国道など大きな道路沿い、寺社の近く、そして繁華街の一角などに点在しています。
ラブホテルの選び方としては、主に「利用料金」と「部屋のクォリティ」「設備」「駐車場・アクセス」などがポイントとなるでしょう。
ラブホテルは「休憩」と「宿泊」に分かれており、休憩は通常2~3時間のプランが多いです。宿泊の場合は翌日の10時まで滞在できるプランが多いです。
利用料金は休憩と宿泊で異なり、休憩は宿泊の半額程度となるホテルが多いといえるでしょう。
部屋のクォリティと設備は、たとえばベッドの大きさ、内装、カラオケなどアミューズメント設備の充実具合などがポイントとなります。
ラブホテルは車で利用する場合も多いため、駐車場の台数や広さも合わせて選ぶとよいでしょう。
ラブホテルはホームページを運用していることがあり、ホームページには料金や部屋のタイプなどが掲載されていることがあります。利用するラブホテル選びに役立てるとよいでしょう。
来店・受付をする
ラブホテルを訪れると、まずは受付をします。ラブホテルでは受付が有人のタイプと無人のタイプがあります。
有人のタイプでは、受付のスタッフの顔が見えない形の窓口となっており、部屋のタイプを伝えて鍵を受け取ります。
無人のタイプでは、ロビーに全部屋のリストのようなパネルがあり、その中から空いている部屋をボタンなどで選択すると、該当の部屋の鍵を受け取れるという仕組みが多いです。
入室・料金支払い
ロビーまたは受付で受け取った鍵を使って、部屋へ入室します。
ラブホテルの入室時に、部屋にある機械(精算機)が自動音声で料金支払を促してくる場合があります。
精算機がある場合は、入室時に料金支払いを済ませましょう。
なお、ホテルによっては、まず入室時に「休憩」の料金を支払い、そのまま宿泊した場合はチェックアウト時に残額を支払う、という仕組みのラブホテルもあります。
また、入室時には料金は必要なく、休憩・宿泊のいずれの場合でも、チェックアウト時に料金を支払うタイプのラブホテルもあります。精算機の有無、受付の有無によっても変わってきます。
室内やロビーなどに料金支払のタイミングが記載されていることがありますので、説明のパネルなどがある場合はそれを読んでおくとスムーズでしょう。
なお、支払いは現金決済が中心です。ただし、一部の精算機ではクレジットカードへの対応を進めているところもあり、カードが使える場合もあります。
休憩・宿泊料金はクレジットカードで決済できても、室内の自動販売機などを使用する際に現金が必要となる場合があるため、ラブホテルを訪れる際は現金を少し持っておくと安心です。
休憩・滞在する
入室が終われば、休憩・宿泊の時間内で自由に過ごすこともできます。
なお、デリヘルなどの風俗店を利用する目的でラブホテルを利用している場合は、入室後に部屋番号を風俗店に伝えます。
ラブホテルの部屋は、中に人がいる場合外からは開けられないため、風俗嬢が部屋に到着したら、中からドアを開けてあげる必要があります。
カップルで入室した場合には、そのまま室内でプレイを楽しみましょう。
アミューズメント設備を楽しむ
多くのラブホテルでは、室内にアミューズメント設備を備えています。
代表的な設備はカラオケですが、他にもマッサージチェア、メダルゲーム、ゲーム機などを備えている場合もあります。
また、プレイを盛り上げるため、拘束具などを用意しているホテルや、オプションとしてコスプレ衣装の貸出、ローションやアダルトグッズ(ジョークグッズ)などをレンタルしているホテルもあります。
また、室内にアダルトグッズの自動販売機を備えているところもあります。
室内の自動販売機で販売されている商品としては、小型のローターやローション、コンドームなどが代表的です。
希望に合うものがあれば、購入してプレイを盛り上げてみるとよいでしょう。
途中退室
風俗嬢を呼んだものの途中でチェンジする場合や、風俗嬢とのプレイが終わってもそのまま自分は部屋に滞在したい場合は、風俗嬢だけが途中退室することもできます。
ただし、中からは自由に扉を開けられるホテルが一般的ですが、一部のホテルでは精算が終わらない限り、中からも自由に鍵を開けられない場合があります。
このような場合は、部屋に備え付けられている電話からフロントに電話をして、「女性1名が退室します」と伝えると、一時的に鍵を開けてもらえます。
なお、部屋の中に誰もいなくなる(2名とも途中退室する)ことは許可しないホテルが一般的です。
途中退室をする必要が出たときに困惑しないよう、事前に知っておくと便利でしょう。
プレイ終了後、退室
ラブホテルでの滞在が終わったら、退室をします。退室の流れは受付方法によって変わります。
まず、もっとも古いタイプのラブホテルでは、部屋の中に鍵を返却するための「管」が備えられている場合があります。これは「エアシューター」と呼ばれ、管に鍵を入れると空気でフロントまで送られる装置です。
退室の際には、このエアシューターに、カプセルに入れた現金を入れてフロントに送り、退室の手続きをします。
このタイプのホテルは現代では少なくなりましたが、まだ一部地域には残っています。
精算機を使った受付をした場合は、精算機で「退室」を選ぶと、その時点での退室に必要な料金が表示されるため、精算機を使って精算を済ませます。
なお、コスプレ衣装などを追加注文した場合、その場では現金を支払わず、この退室時の料金に加算されることがあるため、知っておくとよいでしょう。
また、有人受付でラブホテルに入った場合は、退室後に再度受付を訪れて鍵を返却し、その場で料金を支払います。
ラブホテルの有名エリア!
ラブホテルは、特定の地域に集中しているわけではありません。
郊外の地域や国道沿い、住宅街など、「こんなところに?」という場所にもラブホテルが存在する場合があります。
また、近年ではデリヘル需要などもあり、町中から離れた場所にぽつんとラブホテルがあることもあります。
ただし、繁華街にはほぼ確実にラブホテルが存在しています。
東京では渋谷や新宿が代表的です。北海道ではすすきの地域に集中してラブホテルが存在しています。大阪では梅田や千日前などの繁華街に存在します。
ラブホテルの料金!
ラブホテルの料金は店舗・エリアによって大きく変わります。下記は東京都のラブホテルの「休憩」の料金相場です。
ランク | 料金相場 |
激安店 | 4,000~5,000円 |
大衆店 | 5,000~8,000円 |
高級店 | 8,000~1.2万円以上 |
ラブホテルには高級なホテルと激安なホテルとで大きな差があります。激安のラブホテルでは部屋の設備や広さが限られますが、手っ取り早く、かつ安くプレイを済ませたいという場合には激安ホテルも選択肢となるでしょう。
一方、上質な部屋でプレイを楽しみたい場合は、高級店の利用も良い選択です。
ジャンル | 特徴 | 利用時間 | 料金相場 |
ラブホテル | プレイができるホテル | 120~180分 | 5,000~8,000円 |
個室ビデオ | 個室でAV | 90~120分 | 1,200~2,000円 |
オナクラ | 短時間でオナニー | 20~40分 | 3,000~7,000円 |
おっパブ | 店舗でおっぱいお触り | 40~60分 | 7,000~9,000円 |
メンズエステ | 店舗でマッサージ | 60~90分 | 1.1~2万円 |
おおよそ上記の金額が料金相場となっています。
短時間での休憩・滞在の場合はやはり宿泊の場合と異なり料金が安くなる傾向にあります。
風俗の利用でラブホテルを利用する場合には、やはり滞在費を安く抑えたい人が多いでしょう。そのような場合には、休憩料金が安いラブホテルを選択するのが賢明です。
なお、カップルや夫婦で利用する場合で、ゆったりとした時間を過ごしたい場合には、高級店で宿泊利用というのももちろん良い時間となるでしょう。利用方法によっても店選びが変わるのがラブホテルという業態です。
ラブホテルの選び方!
ラブホテルはあくまで「部屋」を借りるのであり、風俗店のように嬢を選んだりプラン・オプションによって大きく店選びに影響するタイプの業態ではありません。
ただし、料金の差や、設備の充実度合いはホテルによって異なるため、料金・設備などを比較してラブホテルを選ぶという人は多い傾向にあります。
なお、ラブホテルの料金は休憩・宿泊ともに、月~金の平日と土日・祝日で料金が変わることがあります。
平日には割引料金で利用できるラブホテルもあるため、利用するタイミングによって、ラブホテルを変えるという人も少なくありません。
また、一般的なホテルとは異なりアメニティや食事などには期待できないものの、「入浴」はカップルにとっても風俗嬢と客にとっても重要なポイントであるため、浴室設備については選び抜くという人も多くいます。
一般的なビジネスホテルや家庭用の浴室にはない、ライトアップ設備やバブル発生装置などが搭載されている浴槽を備えているラブホテルも多いため、普段とは異なる入浴体験ができ、プレイの盛り上げにも貢献してくれるでしょう。
その他、コスプレ衣装の貸出サービス、部屋の清潔さ、アクセスの良さなどがラブホテル選びの主要なポイントです。
ラブホテルのメリット!
ラブホテルを利用するメリットは、ビジネスホテルや一般的な旅館・ホテルなどを利用するよりも安く休憩・滞在ができ、カップルや風俗嬢と客など、セックスを楽しむ客に特化しているという点です。
デリヘルやホテヘルなどのサービスでは、レンタルルームを使用するケースもありますが、レンタルルームはやはり最低限の設備しか備えていないため、部屋も狭く、ベッドも簡素なものである場合があります。
ラブホテルは一般的にレンタルルームなどより高品質の設備を備えており、2人での利用を前提としていることから部屋や浴室も広いスペースが確保されています。
プレイ場所として考えても、ラブホテルはコストパフォーマンスに優れた施設です。
また、単純にセックスをするだけの場所というわけではなく、カラオケや大画面テレビ、ゲーム、マッサージチェアなど、快適な時間を過ごせるよう様々な工夫がされていることもラブホテルのメリットといえるでしょう。
ラブホテルのデメリット!
ラブホテルのデメリットは、「宿泊場所としては不満が多くなる可能性がある」という点です。
3~4時間程度の滞在で、セックスが終わったら退室するという目的で利用するのならば問題は起きにくいですが、たとえば宿泊で翌日まで滞在するとなると、自由に部屋を出ることも難しく、また食事が入手できない場合もあります。
また、ラブホテルで多く聞かれる不満としては「部屋が乾燥している」というものです。
ビジネスホテルなどと同様に、湿度を保つような設計となっていないため、長時間の滞在で体調を崩してしまう場合もあります。
メリットと比較すると、「セックスを楽しみつつリラックスする場所」としては適していますが、「日常的に滞在する、長時間滞在する場所」としては適していない場合が多いといえるでしょう。
利用目的に合ったシーンでラブホテルを利用するのが肝心です。
ラブホテルの注意点!
ラブホテルは、滞在していた人が退室・チェックアウトするたびに清掃担当のスタッフが入り、部屋を清掃します。特に念入りに清掃されるのは浴室、トイレ、洗面所、ベッド周辺です。
水回りは特にセックスで汚れる、前の人の形跡が残る可能性が高い場所であることから、集中的に清掃されます。
一方、部屋に備え付けられているカップやガラスコップ、スプーンなどの食器類については、利用した形跡が見当たらなければ清掃の度合いはまちまちになっている可能性があるという指摘があります。
清掃のスタッフの仕事のクォリティやホテルの運営方針にもよるため一概には言えませんが、あくまで多くの人が利用する施設であることを認識し、不安な場合は自分が利用する前に洗面所でゆすぐ、簡単に洗うなど、自衛手段を取ることも重要です。
また、ラブホテルはセックスと密接に関わる施設です。性病を持っている人が利用している可能性もあります。
ベッドシーツなどはシーツそのものを換えてしまうためそれほど心配はいらないですが、たとえばソファなどは簡単に取り替えられないため、前の利用者が肌を露出して座っていた場合、そこから性病感染を招くリスクがあります。
不安な場合はアルコール除菌ティッシュで清祓したり、清潔なタオルを引く、全裸で座ったりしないようにするなどの対策が有効です。
ラブホテルの良い口コミ!
ラブホテルって利用したことなかったけど、普通にビジネスホテルより豪華で綺麗だった。安い滞在料金なのにシャンデリアとか、ベッドの装飾も凝ってて一流ホテルみたいだった。
彼女とたまには気分を変えてみようってことでラブホ行ってみたけど、思いのほか清潔にしてあって、広い風呂とかベッドとかで彼女大喜びしてた。結局カラオケしたり二人でテレビ見てたりしてセックスは1回だけだったけど。
ラブホテルの悪い口コミ!
ラブホテルの清掃スタッフはホント人によりけりって感じだな。この間利用したホテルは便器がめちゃ汚かったし、浴室の排水溝は髪の毛がはみ出ててすごい気持ち悪かった。前の人の形跡が見えるのは嫌だな。
格安のラブホは利用しないほうがいいぞ。清掃も適当だし、壁紙とか天井とかもヤニまみれで汚い。おまけに備え付けのコンドームにもいたずらされて穴開けられてたし。あれ気づかないで利用してたらヤバいでしょ。
ラブホテルのよくある質問!
基本的に予約は必要なく、そもそも予約に対応していない場合も多くありますが、一部ホテルではアプリなどで予約できることもあります。
受付がある場合は年齢確認される場合もあります。未成年者はラブホテルを利用できません。
ホテルによっては、室内の自動販売機でお菓子やジュース、ビールなどのアルコールを購入できる場合があります。
基本的には男女そろって入室するほうがスムーズですが、男性が先に入っても構いません。ただし、休憩時間のカウントは進行します。
ホテルによります。ただし一人での利用をNGとするホテルも多くあります。
基本的には2人での利用を想定しているホテルがほとんどです。なお、ホテルによっては3人以上での利用を許可している場合もあるので、問い合わせてみましょう。犯罪防止のため、男性と女性の比率によって許可しないという場合もあります。
基本的にはビジネスホテルなどとは違い、レストランなどはなく部屋だけで完結させる必要があります。ただし、コンビニなどで購入した飲食物は持ち込みOKのところが多く、また一部ラブホテルでは出前にも対応しています。
ホテルによっては同性同士での利用を拒否する場合があります。問い合わせましょう。
多くのホテルでは自動で宿泊に切り替わりますが、一度精算が必要なホテルもあります。
問い合わせるか、精算機などでの説明を見てみましょう。