SEO会社に相談すると、見積もりや提案書が届きます。ところが、書かれている言葉が専門的だったり、作業の中身がぼんやりしていたりして、比べ方がわからないという声も少なくありません。
この記事では、SEOの見積もりと提案書を受け取ったときに確かめたい項目を、アダルト・風俗サイトで特に注意したい点とあわせて解説します。
- 見積もりは金額より先に「作業の範囲」をそろえて比べる
- 被リンクの数や本数を売りにした提案は、Googleのポリシーに反するおそれがある
- 最低契約期間、解約の条件、成果物の権利は必ず書面で確かめる
見積もりで確かめたい5つの項目
| 項目 | 確かめること | よくない例 |
|---|---|---|
| 作業の中身 | 何を、どのページに、何回するのか | 「SEO対策一式」とだけ書かれている |
| 成果物 | 報告書、改善仕様書、記事など、何が納品されるか | 報告の形式が決まっていない |
| 実装の範囲 | 修正作業まで含むのか、提案だけか | 修正は別見積もりで金額がわからない |
| 期間と費用 | 最低契約期間、月額、初期費用、追加費用 | 長い縛りがあり、途中解約で違約金がかかる |
| 権利と引き継ぎ | 作った記事や設定が自社に残るか | 解約すると記事やリンクが外される |
提案書で確かめたいこと
自店の課題が書かれているか
よい提案書には、サイトを見たうえでの課題が具体的に書かれています。どのサイトにも出せるような一般論だけなら、自店に合わせた提案とは言えません。
優先順位と理由が書かれているか
やることが並んでいるだけでなく、なぜそれを先にやるのかが説明されているかを見ます。アダルト・風俗サイトでは、年齢確認の作りやセーフサーチの判定など、土台の問題を先に直さないと、ほかの施策が効かないことがあります。
目標と測り方が書かれているか
「順位を上げる」だけでなく、どのキーワードで、どの数字を、どう測るのかが決まっているかを確かめます。予約や問い合わせの数まで見る提案なら、集客につながる施策に絞りやすくなります。
リンク購入が含まれる提案の見抜き方
アダルト・風俗の分野では、外部からのリンクを売りにしたSEOの提案が少なくありません。Googleは、検索の順位を操作するためにリンクを売買することをスパムに関するポリシーで禁じており、発覚すると順位が大きく下がることがあります。
- 「被リンク〇本」と本数を売りにしているリンクの数を商品として売っている可能性が高い
- 自社で運営するサイト群からリンクを張る関連の薄いサイトからのリンクは、評価されないか不自然とみなされる
- リンク元のサイトを教えてもらえない中身を開示できないリンクは、あとで問題になることがある
- 解約するとリンクが外される順位が会社に依存した状態になっている
外部からの評価は、役に立つ情報を載せ、ほかのサイトから自然に紹介されることで積み上がるものです。リンクについて質問したときに、中身を具体的に説明できるかを確かめましょう。
アダルト・風俗サイトで特に確かめたいこと
- セーフサーチの判定を確かめる手順があるか:成人向けと判定されていると、順位があっても表示されない人がいる
- 年齢確認の作りを確かめるか:Googleが本文を読めない作りだと、どの施策も効きにくい
- 表現の言い換えを提案に含むか:露骨な表現の扱いを考えずに記事を増やすと、判定を受けやすくなる
- 店名を伏せた事例を出せるか:守秘義務の範囲で、同じ業態での経験を説明できるか
複数社の見積もりを比べる手順
- 自店の課題と目標を、同じ内容で各社に伝える
- 届いた見積もりの作業内容を一覧にし、範囲をそろえる
- 範囲をそろえたうえで、費用を比べる
- 担当者の説明の具体さや、質問への答え方で決める
費用の目安は風俗のSEO対策の費用相場で、会社選びのポイントは風俗のSEO会社の選び方で詳しく解説しています。
よくある質問
多くの場合、作業の範囲が違います。提案だけの会社と、修正作業や記事作成まで含む会社では、同じ「SEO対策」でも中身がまったく異なります。範囲をそろえて比べると、差の理由が見えてきます。
契約の義務はありません。提案の内容を比べたうえで、合わないと思えば断って問題ありません。
半年から1年の契約が多く見られます。SEOは効果が出るまで時間がかかるため、ある程度の期間は必要ですが、成果が出ないときの扱いや途中解約の条件は事前に確かめておきましょう。
見積もりを比べるときは、金額の安さよりも、何をしてもらえるのかがはっきり書かれているかを最初に見てください。
アダルト・風俗の分野では、リンクの数を売りにした提案が少なくありません。一時的に順位が上がっても、あとでサイト全体に影響が残ることがあるため、リンクの中身は必ず確かめておきたいところです。
わからない言葉があれば、そのまま担当者に聞いてみてください。答え方の具体さも、会社を選ぶ大切な判断材料になります。