AIの回答で業態やエリアの情報が手に入るようになると、検索する人は、比べる段階をAIの中で済ませ、最後に気になったお店の名前で検索して確かめるようになります。このとき、店名で検索してもらえるかどうかが、予約を左右します。
この記事では、AI時代に指名検索(店名での検索)が大切になる理由と、店名で探されるお店になるための工夫を解説します。
- AIで比べた人は、最後に店名で検索して確かめることが多い
- 店名の表記をそろえ、覚えやすく、検索しやすい形にしておく
- Search Consoleで店名の検索の数を測り、施策の効果を確かめる
指名検索が大切になる理由
業態やエリアの比較はAIの回答で済み、最後に店名で確かめる流れが増える
店名で検索する人は、すでにお店に興味を持っており、予約の直前にいる
店名の検索では、自店の公式の情報が最も上に出やすい
店名で探してもらうための工夫
覚えやすく、検索しやすい店名にする
読み方がわかりにくい店名や、記号の多い店名は、検索するときに入力しにくくなります。店名を変えるのは簡単ではありませんが、読み方をひらがなやカタカナで併記するなど、検索しやすくする工夫はできます。
店名の表記をどこでもそろえる
自社サイト、ポータルサイト、SNS、看板で、店名の表記がばらばらだと、検索する人が迷い、AIも別の店と取り違えることがあります。正式な表記を決め、すべての媒体でそろえましょう。
店名と業態・エリアを結びつける
「〇〇駅の〇〇(業態)といえばこの店」と覚えてもらえるよう、店名と業態、エリアをセットで伝えます。AIがお店を説明するときにも、この結びつきが手がかりになります。
店名で検索されたときの受け皿を整える
店名で検索したときに、公式のサイトが一番上に出て、料金、在籍、予約方法がすぐにわかる状態にしておきます。せっかく店名で検索されても、公式の情報がなければ予約につながりません。
指名検索を増やす施策
- ポータルサイトでの印象作りポータルでお店を知った人が、店名を覚えて検索するきっかけを作る
- SNSでの発信出勤や新人の情報で、店名に触れる回数を増やす
- リピーターへの連絡再来店のときに、店名で検索して予約してもらう流れを作る
- AIの回答での紹介業態の説明や比較の中で、店名が挙がるように情報を整える
指名検索の測り方
- Search Consoleの検索パフォーマンスで、店名を含む検索に絞り込む
- 表示回数とクリック数を、月ごとに記録する
- SNSやポータルの施策を行った時期と、店名の検索の変化を比べる
店名に「料金」「口コミ」「求人」などを組み合わせた検索の内訳を見ると、店名で調べた人が何を知りたいのかもわかります。
| 店名と組み合わせた言葉 | 知りたいこと | 受け止めるページ |
|---|---|---|
| 店名+料金 | いくらかかるか | 料金・システムのページ |
| 店名+口コミ | 評判はどうか | お客様の声、よくある質問 |
| 店名+在籍の名前 | 指名したい女の子の情報 | プロフィールのページ |
| 店名+求人 | 働く条件 | 求人のページ |
店名の検索結果をどう埋めるか
店名で検索したとき、検索結果の1ページ目には、公式サイトのほかに、ポータルサイト、地図、SNS、口コミサイトなどが並びます。お客様は、その全体を見てお店の印象を決めます。
| 表示されるもの | 整えたいこと |
|---|---|
| 公式サイト | 1位に表示され、料金や予約方法がすぐに分かる |
| ポータルサイト | 店舗ページの情報が、公式サイトと一致している |
| 地図 | 登録できる業態では、営業時間や写真が最新になっている |
| SNS | プロフィールに公式サイトのURLがあり、更新が続いている |
| 口コミサイト | 悪い口コミには、事実と改善したことを丁寧に返す |
店名の表記ゆれへの対処
カタカナと英字、略称、読み方の違いなど、店名が何通りにも検索されることがあります。公式サイトに正式な表記と読み方を書き、よく使われる略称もトップページやお店の紹介で触れておくと、どの表記で検索されても公式サイトにたどり着きやすくなります。
よくある質問
店名が一般的な言葉と同じ、ポータルサイトのページのほうが評価されている、サイトのタイトルに店名が入っていない、などの理由が考えられます。まずはトップページのタイトルに正式な店名を入れ、インデックスの状態を確かめましょう。
新しい店名での検索は、ゼロから積み上げることになります。変える場合は、自社サイトやポータルで旧店名からの変更を案内し、しばらくは両方の名前で見つけてもらえるようにしておきましょう。
店名の検索が増えること自体は、お店が知られている証拠であり、予約にも直結します。エリアや業態の検索の順位への影響は一概に言えませんが、集客全体にとって大きな力になります。
店名とエリア、業態を一緒に書くことで、別のお店と区別しやすくなります。タイトルやトップページの冒頭に、地域名と業態を入れておきましょう。
AIで情報を集める人が増えるほど、最後の決め手は「店名で検索して、公式の情報を確かめる」という行動になっていきます。
店名を覚えてもらう工夫と、店名で検索されたときの受け皿の両方が整っていれば、ポータルやAIで生まれた興味を、確実に予約につなげられます。
まずはSearch Consoleで、自店の店名がどれだけ検索されているかを確かめてみてください。